屋良りか
沖縄出身。人生脚本を扱う心の専門家。
臨床心理学を専門とする父親の背中を見て育ち、小学生の頃から心理学に興味を持つ。そのまま自然な流れで父と同じ道に進学を決めた。
大学院卒業後は、県内の女性相談所や教育現場で15年の経験を積み、2018年に「屋良りか心理カウンセリングルーム」をオープン。
自分自身を大切に生きること、家族やパートナーからも愛され、心を満たしながら自己実現を目指す女性を対象に、のべ8000人をサポートしている。
プライベートでは、結婚16年目の夫と3人の娘と暮らす。
「100年先の子や孫の笑顔を守れる社会をみんなで創っていきたい。」
大学院を卒業して最初に勤めた職場が、DV被害者などを保護する被害者支援の施設だった。
あの頃はまだDVという言葉も知られてなくて全身アザだらけ。
人の顔ってこんなに変形するの?というほど腫れ上がった女性たちと
一緒に保護される幼い子どもたちと顔をあわせる日々。
20代で未婚の私には強烈すぎて消化できず
最初の半年は毎日、泣きながら帰っていた。
そこは緊急一時保護の場所なので長期的な関わりはできない。
そのため根本解決には至らず何度も繰り返し保護されたり
世代間連鎖が誰一人の例外もなく起こっている事を目の当たりにした。
\繰り返しは止めれるし連鎖って防げるけどな…/
そう思いながらも危機介入と対症療法的な関わりしか出来ず
何度も被害にあう方々を見るのはなかなか辛い時間だった。
これらの日々が私がカウンセリングルームを開こうと思った最初のキッカケになっている。
そこから自分の出産や子育ても経験した後
\100年先の子や孫の笑顔を守れる社会を創る/
という理念のもとカウンセリングルームを開業した。
子どもだけを守りたいんじゃない。この世界を創るには子どもと関わる大人たちが笑顔じゃなければ難しい。
子どもたちが笑顔で過ごせるってことは大人も幸せで充実してるはずだから。
その大人たちもかつては子どもだったわけで
その方々の子ども時代の笑顔も取り戻してもらっている
そして最近では自分の人生を生きられるようになった方々が
自分らしくビジネスを構築して行くステージに上がり
お金にも人間関係でも満たされた人生に立ち会わせていただけるようになった。
卒業生さんから、今、こんなに幸せです!って連絡をいただく度に
あの頃の20代の私が救われている。
本当に有難いのです。
100年先の子や孫の笑顔を守れる社会をみんなで創っていきたい。
何年経とうがこれは私の中の揺らがない指針でもある。